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zoom RSS 思い出エッセイ〔481〕「5月のある日」

<<   作成日時 : 2014/05/22 17:39   >>

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「テレビで見た映画、【ミシシッピー・バーニング】」「ダチョウの生活」

「テレビで見た映画、【ミシシッピー・バーニング】(ジーン・ハックマン、ウィレム・デフォー。監督:アラン・パーカー)
テレビの映画は殆ど見ない方です。その理由は以前書きましたが、映画は映画館で見たい、テレビの小さい画面ではもの足りない、集中して見ることができない、他です。

番組表で「ミシシッピー・バーニング」と言うタイトルを見た時、バーニング、あれかしらと思いました。それ程、燃える場面が印象に残ると言うか、多かったことを覚えていました。いくつかのシーンも浮かび、つまりテレビで見たことがある映画、それをもう一度見てみようかと言う気になったのは、当時強く印象に残った映画だけど、きちんと始めから終わりまで見られなかった、第一詳しい内容を殆ど忘れているし(これは見ている中に思い出すものですが)、とにかく見ることにしました(5月21日BS3)。

アメリカ、ミシシッピー州、フィラデルフィアの小さな田舎町、黒人に対する白人の激しい差別行動が描かれ、気に入らない、或はちょっとしたことで、黒人の家を焼打ちにする、暴力も日常茶飯事、と言う、最初見た時は、1900年代の初め頃かと思ったのですが、1964年に実際に起きた事件を描いていると知りました。映画封切りは1988年(日本では1989年)。


冒頭、若い白人二人、黒人一人が乗った車が、追って来た数台の車に襲われ、銃撃される。彼らは公民権活動家だった。

行方不明になった三人のことを調べに二人のFBI捜査官が町に派遣される。
若いウォード(ウィレム・デフォー)とベテランのアンダーソン(ジーン・ハックマン)である。
ウォードはアイビーリーグ出身の(ハーバード出身とnetで見ましたが)キャリアで、たたき上げのアンダーソン(ジーン・ハックマン)の上司である。

FBIは3年と聞いて、アンダーソンが、その前は大学かと揶揄気味に聞き、司法省と言う答えに、ほう、そうか、とちょっとおとなしくなるところが、そういうものかとヘンに感心しました。因みに当時の司法長官はロバート・ケネディです。キング牧師の暗殺は1968年。

三人は殺されている、遺体は沼の中と見たウォードは、捜索のために100人の応援を無造作に要請する。
沼全部を浚う程探しても遺体は発見できない。

その間にも保安官や副保安官、町長までが、見逃すと言うより公認という形で、KKK、つまりクークラックスクランのメンバーと、町の白人全員(と言ってもいい)による黒人迫害は続き、焼打ちによるだけでなく、公然の殺人まで行われる。

頭脳と機動力を駆使して行動するウォードに対して、アンダーソンは、町の、店や人々に丹念に聞き込みをし、副保安官ベルの妻にも接触する。彼は隣町の出身だった。

ある日遂にベルの妻が遺体の場所をアンダーソンに告げる。
遺体は発見された。事件は解決に向かう。

ベルは妻に激しい暴力を振るい、瀕死の重傷を負わせる。
それを知ったアンダーソンとウォードは、ベルに仕返しをする。この辺も、暴力には暴力で、と言うか、ベルの妻が顔の形が変わる程の暴力を受けたのだから、同じ目に遭わせると言う考え方がアメリカ的な感じがします。

保安官を始めとして、数人が実刑に処せられる。


臨場感、などと言うと不謹慎な言葉ですが、焼打ちになる家が、文字通り火をつけられ、燃え盛る中を命からがら逃げ出す、重傷を負う者もいるし、死に至る者もある。
それが一軒や二軒ではない。
最後の方で、事件が解決して、力を得た黒人が、白人に仕返しをする場面もあり、誰が力を持つかに拠る部分もあるのかと思わせられます。
南北戦争が終わって、100年も経って起きていることです。

映画として、テンポがよく、単にアクション、サスペンスの要素だけ見てもよくできている、アンダーソンとウォードのコンビも、【L.A.コンフィデンシャル】のコンビを思い出させる(L.A.の方が後ですが)、それぞれのやり方の描き方も巧みで、とにかく実話に基づいているとは知らず、よく出来たストーリーと思いました。

実際に事件が起きた時、FBIは関与しなかった、と言う批判があるようです。
見ている中に、以前見た場面も思い出したのですが、テレビで見ても迫力を感じ、問題意識もかき立てられました。映画館で見てみたい映画です。


「ダチョウ(駝鳥)の生活」
子供の頃見た絵本に、大きなダチョウが走っていて、その後方に汽車が走っている、今でも覚えている絵がありました。ダチョウはこんなに速く走れるというわけです(時速、普通40キロ、最高70キロで走るそうです)。

動物園に必ずいるのに、あまり見た記憶がないのは、普通の動物と言う感じがあるからでしょうか。この頃では日本でも食肉用に飼われているようですが、それにしては、どこでどういう風に棲息と言うか生活しているか知りませんでした。

テレビでアフリカのダチョウについての番組がありました(5月12日、BS3)。
ダチョウについてちょっと知ることができました。

ダチョウは一夫多妻だそうで、雌がそれぞれ生んだ卵を一か所に集めて、父親と母親が交代で温める。
ダチョウの卵は、こんなに大きいということで時々目にしますが、大人の男性二人が上に乗っても割れないとか。

母鳥にも順位があって、一番の母親は、自分の卵を一番いい位置に動かす権利?があるようです。

ハゲワシが卵を狙い、それを父親のダチョウが羽を広げて(とても大きい)威嚇し、追い払うのですが、やはり隙もあって、ちょっとの留守の間にハゲワシは、卵を嘴で割って、中身を食べてしまう。親鳥が巣にいない時があると言うのが少々気になりました。

雛は、生まれた時から、自分で草などついばんで食べる。
一番感心したシーンは、一羽の雛鳥が足を怪我して歩けなくなってしまう。
成鳥と雛鳥がグループになって移動しているのに、それに追いつけない。
その時、二羽の兄弟の雛鳥が足を止めて、怪我をした雛鳥を見守り、立てるまで待っている。
怪我をした雛鳥は必死に立ち上がり、足を引き摺りながら、二羽について行く。
歩くのが非常に遅いわけですが、先に立つ二羽は、怪我の子の歩みに合わせて、ゆっくり歩いてやる。
その中に自分達の親の集団ではない別のグループに出逢い、そのグループに入って歩みを共にする。この別のグループが受け容れるというところもほのぼのとした気分になりました。

ダチョウに一気に親近感を持ちました。

この番組ではありませんが、ダチョウに人が乗って移動することもあるそうです。
以前、オーストラリア人の学生が、小学校の頃、エミューに乗って通学していたと言い、その時は、えー、ホント・・・?などと冗談を言っているのかと思ったのですが、これは本当だったのだろうと今頃気がつきました。多分エミューを飼うことは禁じられているだろうから、一羽を慣らして乗ったのか、たまたまそこにいるエミューに乗ったのか、聞けばよかった、などと今頃思っています。  《清水町ハナ》

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