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zoom RSS 思い出エッセイ〔476〕「3月のある日(1)」

<<   作成日時 : 2014/03/25 17:33   >>

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 「パソコン、壊れる」

「パソコン、壊れる」
3月初めのことです。パソコンのメール画面がスーッと消えてしまいました。リセットして、一度は戻ったのですが、再び消えて、何をしても、もう二度と直りません。

数年間連絡したことのないメーカーに電話してみると、ハードディスクを取り出して、入れるということを2度繰り返したのだったか、よく覚えていません。
ショックのあまり忘れてしまったのです。
画面の上の方に星のような形をしたものが三つ、チカチカと点滅していることを告げると、「それはパソコンが故障しているということです」とアッサリ言われる。

古いパソコンだから修理不能とも言われたように思う。とにかくデータの取り出しをまず考えるようにと。

私も茫然としましたが、休日で在宅だった家族は、見たことのない不安定な表情をしている。
大震災の最中も、倒れかかったテレビを支えたり、マンションが横倒しになるのではという強い揺れに、私が、これは大変なことになるかも知れないと弱音を吐くと、こういう時は落ち着いて、と叱咤激励するような気の強い人間ですが、パソコンを使わない日は一日もない、作業は殆ど全てパソコンという教師業で、嘗て同業だった私には突然の故障のショックの大きさが理解できます。

私も、メール、書きもの、日常の買物、他、パソコンに大きく頼っている。
その上、XPなので、数日中に買い替えを予定していました。
この、パソコンの故障という事態は全く予想していませんでした。

とにかく気を取り直して、すぐに近場の大型店に電話して、パソコンを持って行きました。
データは取り出せても、修理はできないと思うと、同じ返事でした。
私は、そのお店はご無沙汰で、売り場がすっかり変わっている。
まずどこへ行けばいいか戸惑う。

とりあえずデータを取り出せるかチェックして、新しいパソコンをそのまま預かってデータを移す、と言う最短のケースも考えられるという話で、少し落ち着きました。

家族は、成績を手書きで書いて、速達で送ったり、春休みが近いので、試験は終わっているし、毎回新たに用意する授業準備をファイルの分を使うことにして、メール連絡を少しの間電話にしてもらう、など対応策をとっている様子。

故障、と言うより壊れてしまったパソコンは、我が家で最長、8年も使った、年代物?です。
これも、故障したパソコンの修理に一か月かかると言われて、返品だけど、お勧めのパソコンをかなり安くする、とメーカーに言われて、見もしないで買ったもので、使い出して間もなくアルファベットの文字盤が三つも剥がれてしまい、一度は不信感を抱いたものの、とにかく不調と言うことがないし、大震災の時、開いたままで落下してしまい、蓋がしまっているのが却ってもうダメではと思われたのが、何の異常もなく、逆に愛着が湧き、その後ほぼ3年使い続けてしまったというわけです。

XPのバージョンアップがうまくいかず、パソコンが古いからとはっきり言われたりしながら、またそのXPも使えなくなることが早くから分かっていながら、最終月まで買い替えを延ばしてしまったのは、数日でも使えないことが実際困るから、それでも決心しなければいけなかったことなんですけどねえ・・・今こんな時、故障して、大変な手間と時間がかかることになるとは。

データはダイジョウブと連絡があって、じゃあ、今すぐお店に行って、パソコンを買うから、と家族と出かけました。
震災の時デスクトップが落ちて、足にでも当たったら、大きな怪我をしていたかも知れないので、一体型を買うことにしていて、今迄のと別のメーカーのを買うことも決めていたのは、理由があったのですが、その理由が直前に解消状態となり、もう一度考え直してもよかったものの、とにかく買うことしか頭になく、メーカーの売り場ですぐ買って、できるものならデータ移し他やってもらって、家に来てもらう作業は、ごく少なくすることになると思っていました。

自分でパソコンを買うのは、10年ぶり、もっと、です。全くの初心者より厄介なお客かも知れません。
しかもWindows8.1は、XPとかなり違うと聞いていました。

構成を選ぶタイプとかで、売り場の人が一つ一つ丁寧に説明をして、選ぶのは殆ど家族に任せましたが、選び終わった時、あの、これは2週間位かかるんですけど(と言うか、そのことを思い出したという感じで言って)え、2週間!!と声をあげるかあげないかで、展示の方にすぐ入るのがありますから、と、別の用紙に、既に決めた‘構成’を写し始めて、そうだ、これは今は入らないんだった、と言って、じゃあ、またこちらということになりますが、と言い(家族は、その時彼が、別のメーカーだったら、すぐ入ると言ったというのですが、私は聞いていない、と言うか聞こえなかったのですが)、そこへ技術の人が、ずっと待っていたが(信じられない時間がかかっていました)、と、やって来て、データが大容量で、用意したUSBでは入らないと言うこと。

ウチに外付けがあるけど、と言うと、それに入るかどうか、と心配気と言うか少々疑わし気と言うか。1テラと言うと、それなら何の問題もない、と後から考えると、お店の方ではこれをと言うのを考えていたのでしょうけど、またウチから外付けHDDを持って来て、と言うことになるわけです。

とにかく事は自分の考えているようには運ばないと言うことですね。
データは無事移して、後は2週間と言うオソロシイ期間です。

買い替えを前にして、使用中のパソコンが突然壊れると言う予想外、予定外の事態が起きて、対応が全く変わると言うか、できないと言った方がいい状況になってしまったわけです。

新しいのを買って、古いパソコンもそのまま使って、ゆっくり8.1に慣れて、期限が来たら、古いのを新しいノートに替えると言うのが最初の予定でした。
それが一気にパソコンなしと言うことになってしまったわけです。

殆どメールでしか話さない?友人、知人には、葉書でこの状況を知らせる始末。
実は故障した携帯をスマホに替える予定も延ばし延ばしにしたまま、もともと携帯でオシャベリをする習慣はなく、知人と会う時の連絡用と言う使い方、目も悪いので、持つ必要もないと思っても、緊急の時を考えると、と言うこともあるし、その中に歩きに難ありとなって、外出も回数も少なくなり、用事を済ませるだけで、時間も短くなった、まあ、でもスマホに替える予定は変えていません。

売り場で‘構成’の詳細と、これからの予定などをまとめたものをくれる。
一週間目に納期の確認をとあるので、電話すると、「未定です」のひと言。
「未定ってどういう意味ですか」気色ばむ。
未定は未定です、とは言わなかったけど、それ以上は何の情報もないという感じで、じゃあ、配達の日が分かったらそっちから知らせてくれるのね、などと言う曖昧なことを言って、切る。

午後になって、怒っていてもはじまらない、未定という返事では困る、と言うことを伝えなければと思い直して、電話して、先方が聞いても仕方がないと思うことは承知で、未定では困る、代金を払っているのだし、当方はこれこれの困った状態にある、もう少しはっきりした回答が欲しいという意味のことを言うと、少々お待ちくださいと言って、切る。その「少々」を信じて、延々と待つ。

夜になってまとめ役らしき人から電話がかかって来る。
要はXP買い替えで、大変な忙しさである、購入後2週間目の日を挟んだ、三日間の何れかの日に配達するという返事でした。これで納得するしかありません。
この2週間ほど無意味に過ぎた日々はないように思います。「日録」を見ないと、何をしたか全然思い出せないのですから。単に記憶力が落ちた所為かも知れませんが。

そして、2週間目の前夜、明日朝配達と電話が来る。当たり前のことなのに、ああ、よかったという気持ちだけ。
昔のパソコンに比べると、デスクトップ・タイプなのに、こんなに薄い荷物、倒れそうな感じです。

3.1や95は、自分で立ち上げたし、自己流ながら、パソコン誌を購読したり、パソコン教室に行ったり、例えばエクセルとかファイルとか、テーマを絞った講座を受けたり、自分なりに素人勉強を続けていたのですが、その中に実用中心になって来て、それでいっぱい、動画ですら、時々猫のを見たりという感じで、パソコンそのものの勉強を怠るようになり、立ち上げもやってもらうようになりました。

今回は故障と言う予期せぬ事態で、早くから訪問設定を予約していました。
家族は、途中から私のパソコンを使うようになって、使うだけの人だったのが、今回は自分が一番不自由を強いられたので、最初から本気で関わっています。そうせざるを得ないでしょう。
訪問日の前日に電話ということだったのが、来ない。電話すると、時間の予定が立たない、三時が五時を過ぎるかも知れない、或はもっと遅くなるかも、と、これも時間の見通しが立たないのか、ウチは三時の予定だったのかと、でも、何時になっても日を変えたりはしないことに決めました。

とにかく夜ということになるから、夕食はピザでもとってと、当日は朝からボーっとしていました。
そうしたら、何と、3時過ぎに見えたのです。
スイスイスイスイと見ていても気持ちのいい作業の進行ぶりです。
まあ、でも溜まっていたメールの数がスゴカッタ。

作業が終わって、やっと、三週間余ぶりにパソコンが相当違う姿で復活しました。
パソコンが壊れた瞬間から、自分にとってパソコンが単なる便利な機械というものではなく、今やなしでは生活できない必需品であることを思い知らされたのですが、今回は触れませんでしたが、パソコンというものが自身の精神的な部分とも活きた関係にあることに気付いたと、曖昧なひと言を付け加えることに留めます。

一つ、アレっと思うことがありました。立ち上げ作業は、流れるような進行でしたが、最初の段階で、突然、二回、画面が消えたのです。
最初はすぐ回復して、二度目、消えたまま。家族が、電気コードをゴソゴソいじったところ、落ち着きました。
昨夜、もう一本の古いコードに間違えて、接続して、また消えました。新しいコードに替えたところ繋がりました。
ウーン、まさかね。  

新しいパソコンで初めてつくった文章です。キーボードの感じが大分違うので、ポツポツ、頼りない作業になりました。  《清水町ハナ》

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