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zoom RSS 思い出エッセイ〔475〕「2月のある日(1)」

<<   作成日時 : 2014/02/25 08:45   >>

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 「食品表示偽装問題以後」「オリンピック・メモ(浅田選手と羽生選手)」

「食品表示偽装問題以後」

高級ホテルの食品表示偽装が報じられ、連日ホテルやデパート等の関係者の謝罪が続いたのは、去年の11月のことですが、その時思ったことは、これはまず、クリスマス関係の食品、おせちなどの正月食品に、そしてその後は一般の食品に広く及んで来るに違いないということです。

高級ホテルだからテレビなどで謝罪したけど、それ以外、と言うかその後と言うか、殆どが、素早く偽装表示を改めるだろうと思いました。それがどの位為されたかは分かりませんが、私が感じているのは、この問題が大きく取り上げられて以後、ごく普通のお惣菜も味が落ちたり、見た目が変わったりしたものが多くなったように思われるということです(私が経験した範囲に限られることですが)。

クリスマスとお正月、誕生日祝いなどは、最近は、ちょっと贅沢な(わが家にとって)出来合いのお料理を求めることも多いのですが、去年から今年にかけて、結構期待はずれのものがありました。
例えば「カニのチーズ巻き」というメニューがあったとして、どういう料理を想像するか、チーズの塊(例えばカマンベール)に薄いカニの身が貼り付けてあるのも、確かにタイトルに偽りなしということになるかも知れませんが、去年までカニの脚でチーズを巻いてあったとしたら、これは偽りの中身ということになると思います。
ただカニと書いてあるだけなら、よかったのに、高いカニの本名?を書いてしまったから、ごく少ししか使えなくなってしまった。

取り寄せおせちなどは、伊勢海老を確保するのが大変だったという記事がありました。伊勢海老やロブスターと言う名前ではないけど、味はそれほど変わらない海老を使う予定だったのが、本物を使わなければならなくなってしまった。
普段は買うことのない高級大海老が、確かに姿は本物だけど、何故か身が全く美味しくなかった、海老なのに固くて噛み切れない、味も悪い、どういう処理でこういうことになったのか、いくつか考えてみましたが、バカバカしくなりました。マズイ、それだけが事実なのですから。

わが家はおせちに、大海老をボイルした単純なメニューを毎年用意するのですが、今年は調理にとりかかろうとして、海老が、聞いたことのない種類であることに気がつきました。
産地は書いてなくて、まあいいかと調理してみると、味は問題なく、美味しい、これなどは、偽装とも言えないし、まあ特に問題にならないケースかも知れません。

「カニと野菜のサラダ」とあって、上にのっているカニの脚肉がごく小さくて細いけど、脚肉の姿を保っている、美味しい、しかし、本ズワイガニと記してあると、エーっと思ってしまう。

本ズワイガニとは、超有名なものでは、越前蟹や松葉蟹など、大型の、味もいいカニです(メスは小さいですが、これも普通のサラダに使う程安くはありません)。
紅ズワイガニと言うのは、本ズワイガニと大きさや形は似ているけど、味には相当の違いがあります。

このサラダのカニは、おそらく例えば渡り蟹などの小さい食用の蟹の類いと思える。普段は、鍋物にするとダシがよく出るし、甲羅の中のミソもある、脚肉は、きれいに取る人もいるだろうけど、小さくて細いので、折って、ちょっとかき出して食べる。それを、脚肉をきれいに取り出すとこの位の姿になるのではないか、味はいいのだから。
と言って、食用蟹の種類などたくさんあるでしょうから、思いついた例を挙げてみただけですが。

ある日、そのサラダに、明らかに違う蟹が使われている。美味しくない。種類の表示も変えてある。
これ以上書く気もないと言うか、上記は、自身が経験したことですが、どこのどの商品と名指ししたり、非難したりするつもりはなく、あまり詳しく書いて、特定されることを避けたいと思います。取り上げられたのが不運なごくごく一部の商品に過ぎないのですから。

食品偽装表示問題以後、ごく普通のお惣菜や加工品にまで偽装表示が及んでいたら、実際表示していた通りの食材に変えるか、本当の食材名を表示するか、他の方法をとる、例えば原材料を変える、いずれにしてもどう措置したかが、味の変化に繋がっているように思えます。

コロッケ一つでも、どこそこの〜ジャガイモと偽装表示していたら、何をどこを変えて行くかということです。

偽装とは関係ないのですが、駅弁で、安くて、色々な種類のものが少しずつ入っていて一つ一つ丁寧に味付けをしてあり、気に入っていたのがあり、時々家族に買って来てもらっていました。それが最近、味が微妙に変わった、どれもが似たような味になっている、例えばどういう調理の仕方に変えたか、想像がつかないでもない、そうは思いたくないけど。もう一度買って、同じだったら、止めるしかない。残念だけど。
調理方法を変えたため、それまでと異なる商品になってしまったのかも知れないということになります。

料理人が替わって、メニューの名前は同じでも味は全然変わってしまったというケースもありました。

惣菜等のすぐ食せるものだけではなく、例えば、色々な種類の麺一つでも、調味料類に属するものでも、お米、その他肉、魚などの日常食品に至るまで、長年、食してきた消費者は味の変化に敏感です。

と言って、一連の偽装事件が、日本の食の、「和食」の味を変えてしまう、信用に関わる、などの悪影響を及ぼす、などのことがないように、そして、消費者は、実は結構寛大で、偽り、などと言うことを止めて、美味しいものを作って欲しい、いい食材を提供して欲しい、と単純に願っている、それだけだと思います。


「オリンピック・メモ(浅田選手と羽生選手)」

ソチ・オリンピックが終わりました。日本の選手の中から、一番好きな選手、最も活躍した選手は、などと質問したら、浅田真央選手、羽生結弦選手の二人は間違いなく上位に入るでしょう。私も、この二人の選手をトップにあげます。つまり誰もが知っていて、今更何も書くことはないのですが、メモと言うのもなんですが、個人の思い出のためにちょっと書き留めておきたいと思います。

戦中、戦後に子供時代を過ごした私は、スキー、スケートなどの冬のスポーツを経験する機会がなく、冬季オリンピックは、どちらかと言えば、あまり関心がない方です。
それでもテレビは結構見て、日本選手を応援していました。

フィギュア・スケートを見た時間が一番長いと思います。
中継は、深夜から明け方という時間が多く、隠居の身でも、さすがに睡眠ペースが乱れてしまいました。

羽生結弦選手の存在を知ったのは、最近のことです。
以前ほどテレビでフィギュアを見なくなっていたためかも知れません。
浅田選手や高橋選手がオリンピック後引退、との噂も聞いていて、フィギュア・スケートも見なくなるだろうと思っていた時に、有望な新人が颯爽と現れたという印象を持ったわけです。(羽生選手は子供の頃からスケートを始め、カナダで修行していたそうですが)

オリンピックの開会式前にフィギュアの団体競技が始まって、トップバッターの彼が、素晴らしい演技を見せ、プルシェンコを上回る得点を出して、トップになった。
その後度々その時の映像が登場し、ソチ・オリンピックの日本の象徴のように扱われたことが、多くの人に彼を印象づけたと思います。

期待通り、羽生選手は、金メダルをとった。
爽やかな容姿で、しっかりとした話しぶり、礼儀正しい。特にお辞儀がきちんとしている。その時々でお辞儀のスタイルが異なる。ルールを決めているように見えました。
競技場を退出する時は丁寧に一礼、金メダル授与の時は、軽く一礼してから、一番高い台にパッと飛び乗るところもカッコよかった。
年輩の女性が、「孫に欲しい」と言っていましたが、まさしく同じ思い。要するに私もミーハー・バアちゃんと化したわけです。と言って、私の場合は、一過性と言うのともちょっと違いますが、オリンピックが終われば、また次の競技を見る機会があるまではお休みというタイプです。
海外でもファンが増えているとか、プルシェンコ氏が、彼はカリスマ性があると、インタビューで答えていましたが。

さすがに私は、縫いぐるみなどは持っていませんが、でもほんとに気に入ったものがあれば、欲しいと思っているのが、クマのプーさん、ある時期まで、手帳、カレンダーなどもプーさん一色でした。羽生選手もプーさん好きと知って、よかったという感じです。一つ共通点があって。部屋いっぱいプーさんの縫いぐるみを持っているという記事を見かけましたが、事実かどうか分かりません。
但し、私の好きなプーさんは、ディズニーではなく、E・H・シェパードのプーさんですが。

浅田真央選手。ずっと贔屓です。
個人のショートは、彼女は最後で、日本は未明でした。彼女の前に、殆どミスもなく素晴らしい演技をする選手が続きました。
ダイジョウブかしら、とチラと思ったのですが、演技を始めて間もなく最初のジャンプで転び、それから何故か立ち直れなかった。羽生選手もフリーで二回転んだのに。

どんな風だったか覚えていないのですが、どうしてこんな、という感じでした。
日記に、‘大コケ’などと言う失礼な言葉を書いてしまいました。

フリーの時、見るのを止めようかと思いました。また失敗するのを見たくないという気分だったのではと思いますが、やはりここは見なければと思いました。
客席に、高橋、町田、羽生選手が来ていて、始まる直前、羽生選手が何か叫んでいました。「真央ちゃん、ガンバレ」とでも言ったのかも知れません。

浅田選手の表情に緊張や不安などは見られませんでした。
彼女は、最初のジャンプをなんなくこなし、それから淡々と、優雅に、堂々と、演技を続けました。素晴らしかった。終わった時思わず拍手しました。
一瞬涙顔になり、すぐに笑みを浮かべて、いつもの浅田真央に還っていました。

きれいでかわいい、そして優しい感じなので、この難しい場面で、彼女がどのような決意を持っていたか、窺い知れません。
高橋選手が顔を覆ったのが見えました。日本人は皆固唾をのんで見守っていたのではないでしょうか。
真のベテランだと思いました。

まず天分があって、努力をして、抜きん出た存在になる、世界で通用する、トップを争うまでになって、実際トップをとる、僅か数年、時として二三年でその位置まで到達する、天才としか言いようがないけど、人並みはずれた努力にも拠るのでしょう。
心の底から感心、感嘆するのみです。  《清水町ハナ》

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いろいろと世の中はオカシナことばかりね

(¬з¬)
〜NORINKO〜
2014/03/25 01:15

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