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zoom RSS 思い出エッセイ〔457〕映画雑記帳223「【ホワイトハウス・ダウン】感想」

<<   作成日時 : 2013/08/20 10:28   >>

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 【ホワイトハウス・ダウン】(チャニング・テイタム、ジェイミー・フォックス、マギー・ギレンホール、ジェイムズ・ウッド、ジョーイ・キング、監督:ローランド・エメリッヒ)。スカーッとするものを見たいと思っていました。当たりでした。

「ホワイトハウス」などと言うタイトルでは、あまり期待できないかなと言うちょっとした、無意識の先入観があったと思います。それに、「ダウン」・・・
結果は、充分堪能しました。

ホワイトハウスだから、無駄な会話などなく、スピーディーにストーリーもシーンも流れるだろう、テンポも早いだろうという予想はほぼあたりました。と言って、切れ者ばかりが登場するわけでもなく、寧ろ逆で、普通過ぎる感じもあるのですが、映画が始まって間もなく、次を期待する、この、結構心地よいリズムは何なんだろう、という感じを持ちました。

最初の爆発が、作業員風の男が、何かゴタゴタしたものを台車に積んで、堂々と入って来て、21、20、19・・・と爆発の時間は迫っているのに、意外な登場の仕方に一瞬油断して、ドカーン、と言う入り方。そんな風な、普通と意外の組み合わせ、という感じです。


ジョン・ケイル(チャニング・テイタム)は、議会警官。議員のセキュリティを務めている。
娘のエミリー(ジョーイ・キング)と会うのが一番の楽しみである。エミリーは、離婚した元妻と暮らしているが、ジョンが、うっかりエミリーが参加する行事を忘れて、すっかり機嫌を損ねている。

エミリーは、ホワイトハウスおたくであり、ジョンは、彼女のためにも、ホワイトハウスのシークレット・サービスを務めたいと思っており、採用試験の面接の日、見学パスを手に入れ、エミリーを連れて行く。彼女は、すっかり機嫌を直し、大喜び。

面接官、キャロル・フィナティ(マギー・ギレンホール)は、ジョンと、学生時代親しかったという設定ですが、ジョンは、大学は、変則的な夜間なので、高校時代ということだったでしょうか。キャロル役は、年が違う感じで、同級生に見えない。貫禄の違いというところなのでしょうか。
しかし、彼女の判断は厳しく、結果は不合格。ジョンは、エミリーには、受かったと言う。
二人は、ホワイトハウス見学ツアーに参加する。

一方、海外から戻ったばかりの、ジェームズ・ソイヤー大統領(ジェイミー・フォックス)は、この日をもって退職する、警備責任者、マーティン・ウォーカー(ジェームズ・ウッド)のお別れ会に顔を出して、労をねぎらう。

大統領が執務室に戻った直後、議事堂のドームで爆発が起きる。
大統領は、危機管理センターに向い、ウォーカー達、シークレットサービスも緊急措置態勢をとる。
ホワイトハウス見学のツアー客は、一室に集められる。その時、エミリーはトイレに行っていた。

テロ・グループは、爆発と同時に、ホワイトハウスの主要箇所を制圧する。
ジョンは、エミリーを探すため、部屋を抜け出る。


こんなところが、その後の凄まじい、エンエンと続く、銃撃シーンや、戦車や攻撃ヘリコプター、走る要塞と言われている大統領専用車(どれ程実物に近いのか興味あるところですが)まで登場する、今迄見た中で一番の(割りに最近、同じようなことを書いたように思いますが)、桁違いの、いやと言うほどの、アクション・シーン展開の前置きです。

ホワイトハウスと大統領がターゲットですから、単にアクションに留まらず、核発射装置や、大統領権限に属するものも敵の手に落ち、一旦は、大統領は死んだとされ、次の大統領が就任する、他、ホワイトハウス・ダウンが齎す危機も描かれ、また、大統領が、ジョンに守られながら、敵から逃れるシーンも丁寧に描かれ、単なるアクション映画ではない、ひと味もふた味も違った、危機管理アクション映画とも呼べそうな盛りだくさんの映画です。

実に多くの危機の各シーンを描いていながら、少々一本調子の観があるのは、何と言っても、ホワイトハウス内の銃撃シーンが集中的に描かれ、他の危機は、結構例示的な扱いが感じられるから、とも言えるかと思います。

主役のジョンは、経歴もダメ、議会警察官としての評価も低い、いくら可愛いと言っても、ひたすら娘のご機嫌をとってばかりもどうかと思う、言わば、ダメ男が、娘と大統領を守るために超人的な働きをするところも、魅力の一つだと思います。

テロの首謀者は、早い段階で明かされ、ここに書いても差し支えないのではと思いますが、映画を見ていて、感じとれるものがあります。
ホワイトハウスを知り尽くしている者でなければ、こうした事件を起こすことはできないわけですが、それにしても、ホワイトハウスが脆過ぎる面もある感じもしますね。そう思わせる演出としたら、成功しているということになりますが。

ケネディ大統領が、マリリン・モンローに会うために、作った地下通路について、ツアー客が質問する場面が最初の方にあるのですが、ガイドは、それは事実ではないと答えます。
ところがそれが実際にあると言う設定で、事実はどうなんでしょうか。

ローランド・エメリッヒ監督は、【2012】を見ているのですが、内容の殆どを忘れていて、自分のレビューを検索して見る始末でしたが、2012年に地球上に大災害が起きるというマヤ文明の予言を下敷きにしている、2009年制作の映画です。

自分で書いていることが、3.11を想起させて、鼓動が早くなるような思いがあり(私は予言を信じる方ではないのですが)、あらためて、この監督は、ディザスターもので、恐ろしいまでに迫力のあるシーンを連続させることに巧み、それを、今度はホワイトハウスに狙いをつけ、アクションものとしても成功させたが、脆さを描き出すこと、実際にホワイトハウス・ダウンが起きたら、と言う警告も告げているような気もしてきました。
【2012】では、日本は実にチッポケな存在に描かれていることが、あらためて、妙に気に触りました。

これは完全に脱線でした。いつものように、激しい銃撃戦などは苦手と言う方にはお勧めできません。でもアクション好きの方には、絶対お勧めです。勢いのないタイトルとは異なり、最後までダレルことのない、アクション大作、エンターテインメントと軽く言うより、大娯楽映画と言う感じです。

映画を見て、スカーッとしたと言うのは、最近、もっと前に遡っても、殆ど思い出せず、しかし、この映画は、見て、曇っていた気持ちが一新しました。それが何に拠るのか、自分自身の精神状態と言うと大袈裟ですが、気分が最初にありき、と言うことかも知れませんが、映画に全く関心のない家族に、見れば、気分が変わるから、と勧めたのも初めてのことです(多分行かないと思いますが)。  《清水町ハナ》

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映画「ホワイトハウス・ダウン」ここまでやって良いのかと戸惑いつつ楽しんだ
映画「ホワイトハウス・ダウン」★★★★ チャニング・テイタム、ジェイミー・フォックス マギー・ギレンホール、ジェイソン・クラーク出演 ...続きを見る
soramove
2013/09/05 07:00

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