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zoom RSS 思い出エッセイ〔452〕映画雑記帳200「【ベルリンファイル】感想」

<<   作成日時 : 2013/07/21 07:14   >>

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 【ベルリンファイル】(ハ・ジョンウ、ハン・ソッキュ、リュ・スンボム、チョン・ジヒョン、イ・ギョンヨン、監督:リュ・スンワン)。烈しいアクションの連続。バイオレンス・アクションとでも呼びたい位です。

アクション・シーンが見もの?のスパイ映画、面白い、リピーターが多い、と言う情報と、新聞2紙の推奨で、丁度機会があったので、見てみました。

最初からはやいテンポ。この人がどういう人か、北のスパイか南の人間か、頭に入っていないのに、銃器がパン、バン、バン、バン撃たれる、はげしい格闘も始まり、入り乱れて誰が誰か分からない・・・呆気にとられている中に、ストーリーもたたみかけるように展開する。

主人公の北朝鮮諜報員、ピョ・ジョンソン(ハ・ジョンウ)が、妻リョン・ジョンヒ(チョン・ジヒョン)にある疑問を抱き始める頃に人間関係や状況が大体掴めて来ました。


舞台は、ベルリン。
キム・ジョンイルと比べて、キム・ジョンウンはまだまだ、と言うような意味のセリフがありますから、ここ1年余前という設定のようです。

ホテルの一室で、北朝鮮がアラブ系組織にミサイルを売る取引をしている。
韓国国家情報院の諜報員、チョン・ジンス(ハン・ソッキュ)は、部下に、その現場に乗り込んで取り抑えることを命令する。
銃撃戦となり、取引に関わっていた、北朝鮮諜報機関の中心人物、ジョンソンをとり逃がしてしまう。
ジョンソンは、どういう人物か知られていない部分が多く、「ゴースト」と呼ばれていた。

一方当のジョンソンは、極秘裏にすすめられた取引が何故、韓国側に知られたか、内通者が存在するに違いないと確信する。

ベルリン駐在北朝鮮大使館大使、リ・ハクス(イ・ギョンヨン)は、ジョンソンの後輩でもある、保安監察員、トン・ミョンス(リュ・スンボム)が、ジョンソンの妻で、大使館で通訳をしている、リョン・ジョンヒが二重スパイであると言う証拠を掴んだと知らせる。


動揺するジョンソン。
ジョンヒを調べるように大使から命令され、妻を尾行する。

国連を通じて、何者かが亡命を希望したと聞いて、ジョンヒではないかとジョンソンは疑うが、それはリ・ハクス大使だった。
リ大使は、ジョンソン達に拘束され、チョン・ジンスは、大使の亡命に失敗した上に、ジョンソンをまたも取り逃がす。

リ大使の亡命行動は、ジョンソンには全く意外なことであり、妻を問い詰める。
ジョンヒは、意外にも妊娠していることを告げる。つまり彼女への疑いは根も葉もないことだったのだ。
突然、ジョンソンは、ジョンヒに筆談で話しかける。盗聴されていることに気づいたのだ。
自分達二人を陥れるための、大きな罠が仕掛けられている。
すぐ逃げなければならない。
しかし、既に敵は、手の内の者を放っていた。
ジョンヒを連れて、逃げるが、ジョンヒは掴まってしまう。
単身、敵の本拠にジョンヒを取り返しに行くが、激しい攻撃に遭い、無力感を抱く彼に、ある意味共通の目的を持つ、意外な人物が彼を応援してくれた。しかし・・・


相当省略して書いたつもりですが・・・
それにしてもここ数日の事件で、パナマ運河で、「ミサイル」を積んだ北朝鮮船が臨検を受け、船長以下乗組員が拘束、船長が自殺を図ったと言うニュースもあった位で(ミサイル関連機器、旧型ミサイルなどと言われ、北朝鮮もこれを認めて、乗組員の解放を求めている)この映画の冒頭の大きな事件、物語のきっかけ、とされている、ミサイル売却も、特に珍しいことではないとも言えるようです。

北朝鮮諜報機関内部の陰謀、謀略、裏切り、そしてその渦に巻き込まれた夫婦。最初、夫は、妻に冷え冷えとした疑いの目を向け、尾行までするが、妻の妊娠をきっかけに、疑心が溶ける、同時に真の敵が姿を現し、圧倒的な力、武力をもって、妻を捕え、彼女を取り返そうとする夫を抹殺しようとする、その間に夫の、どんな危険に遭っても、妻を取り返すという決心が固まって行く、その気持ちが変わって行く様も見事に演じられていますが、もともと、妻への疑念は、他者、例えば大使に指摘されたことによって生じたもので、固い信念のように強くなって行く妻への思いは、ただ疑念が解消されたことだけが、キッカケだろうか、とは、やはりちょっと気になるところでもあります。

ゴーストとまで言われるほど、正体が分かっていないとされるジョンソンです。
共通の目的があるために、孤立無援の彼を助けることになる者に、ジョンソンが言うひと言があり、それによって、新たな味方は自らも負傷しながら、彼を助ける、しかし、この後も二転、三転?もあり、と位は書いてもいいかと思います。

何しろ、それ程アクションが主役と言っていい位スゴイので、プロットをほんの少々書き増ししました。
個人技の格闘と言い、カーチェイスと言い、ドカンドカン大音響が鳴りっ放しで、もう慣れてしまう位の銃撃戦とか(あれ程絶え間なく撃って、どうして当たらないのだろうと思ってしまう位です)、とにかくアクションが大好きと言う方は、確実に満足されると思います。

ドイツの首都、ベルリンで、これ程の銃撃シーンが撮れる、或いは別の所でロケをしたとしても(特に最後の銃撃シーンは、戦闘と言った方がいい激しさで、何もない野原のような所が使われていましたが)、東京では、同じシーンを想定することも不可能と思えます。
それと、小さなことをあげつらうようですが、隠密に行動するのが常の諜報員が他国でド派手なアクション、と言うのもどんなものだろうとも感じました。その動きだけでなく、存在そのものを確実に隠蔽して置きたいはずなのに。

文字通りの満席でした。
私は、いつも後方の端の席をとるので、隣席は殆ど空いているのですが、両脇にお客がいて、飲物も飲むし、映画館の椅子はもう少し広い方がいいのではと思いました。
横からかなり強烈な香水の臭い、すぐ近くでお酒をはやいペースでのまれる方あり、そして、満席の所為か、冷房の効きが悪く、かなり疲れました。
いつも快適な映画館なのですが、この日はちょっと違った雰囲気でした。昔の映画館を思い出し、懐かしさ?も感じましたが。

万人向きの映画とは言えないと思います。
スパイ・アクション、と言う位置づけも目にしましたが、私は、スパイものは、やはり芯にあるべきは、ストーリー、サスペンスと考えます。
言わば、アクション満載によって、スパイ・エンターテインメント作品となり、もしかして、韓流007を意識しているのかも知れないと思えました。  《清水町ハナ》

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映画「ベルリンファイル」凄いぞ韓国映画!文句なしの面白さ
映画「ベルリンファイル」★★★★★ ハン・ソッキュ、ハ・ジョンウ、 リュ・スンボム、チョン・ジヒョン出演 ...続きを見る
soramove
2013/07/25 10:19
「ベルリン・ファイル」
「J.S.A.」を凌ぐ作品!との謳い文句に惹かれて観たものの、全然凌いでませんでした。南北朝鮮対立物、スパイ物、なので、裏切り、密告、広義な意味での処刑、銃撃戦、と何でもアリなのですが。 ...続きを見る
ここなつ映画レビュー
2013/08/29 19:00

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